木村家カイワレ騒動

├木村家の日常

今朝、お弁当の準備をしていた家内が突然・・・本当に突然言い始めました。
「お母さん、お弁当作るのやだ」
えーーーー!急だなー!!
いや、そんなパンダみたいに寝っ転がってストライキ起こされても。

そりゃ、毎日朝食、お弁当、夕食つくるって大変ですよ。
料理するのも手間暇かかることだけど、毎日献立考えて、素材を揃えるために買い物もしなくちゃいけないし、なんというか・・・料理って目に見えること以上に時間をとられるんです。
毎日当たり前のように食卓に食事が並ぶことには本当に感謝しています。
お弁当も夕飯のあまりものパパっと詰めるだけじゃなくて、朝から卵ゆでたり、白ご飯苦手な娘のためにふりかけ混ぜたり、1食分作るのとほぼ同じくらい手間がかかってます。

でもね?
作ってる途中で嫌になっちゃうの、突然すぎん?
「とりあえず、今、どこまで作ってるの?」
って聞いたら、慌てて様子を見に行った娘が
「カイワレが・・包んでない!」
なんだそれは(笑)

キッチンを覗くと、なるほど、カイワレチーズハム巻き巻きが作りかけで広げた状態。
包んでないってww当たってるけどwww

「とりあえず、俺はお弁当無くてもいいよ」
やる気でない時もあるからね。無理はしなくてもいいよ。
って、気遣ったつもりだったんですが、すかざず娘が
「私は、いるよ!!」
おい、そこは空気読むところやろ。(笑)
「だって、学食で買ったら教室まで運ばなきゃいけないんだもん」
今、学食がコロナ対策のため、食堂ではなく各自教室に持ち帰って食べるようになってるみたいです。
娘の教室は学食からやや遠いので大変そう。
「たまにはパンでもええやん」
「朝ご飯がパンだからヤダ」
いつもはパンじゃないのに今日に限って!!
「お母さんもしんどいなら、お昼はなんか買って食べればええやん」
って、精一杯の妥協をお勧めしたつもりだったんですが
「おかーさんは、お弁当の数を減らしてほしいわけじゃあないんだよ・・・ゼロにしたいんだよ!!」
中途半端な優しさなんて欲しくないって勢いで言われちゃった。
「私は、いるー!!」
再び娘のお弁当コール。
「ちぇ・・・」

まぁ、家内もちょっと言ってみたかっただけのようで、続きを作り始めたんですが、ちょっと作ってはコーヒー飲みに居間に帰ってくる。
週末だからお疲れなのかな。
よほどめんどくさくなったんだな。

その後、心配して途中でお弁当を覗き込んだ娘が
「おかーさん、コレ、間違ってるよ」
と、指摘。
見てみると、娘のおかずが私のと逆になってました。
私のおかずは「カイワレハムチーズ巻き巻きマヨネーズ添え」
娘のおかずは「カイワレハム巻き巻き」
娘は、お弁当のちょっとぬるいチーズとマヨネーズが苦手なんですが、カイワレハムは大好物。
しかし、至れり尽くせりの個別対応が間違っちゃってる。
家内「あ、ホントだ・・でもおとーさんのカイワレハム巻き巻き、もうマヨネーズつけてるから入れ替えられないなぁ。コウすればいいや」
軽ーい気持ちで、娘のお弁当箱からカイワレハムチーズ巻き巻きを私のお弁当箱に移した家内。
私「わーい、俺のお弁当、カイワレ4つー」
家内「仕方ないからな・・・・あれっ・・・」
どうしたどうした?

家内「ムスメ・・カイワレもハムもまだある!!新しいの作る!!泣かなくてもええんやで」
えっ・・・
娘、泣きそう!!!

普段の家内だったら
「カイワレもハムもまだあるから、コレはお父さんのお弁当にいれちゃおうか」
とか言いながら移したはずだし、
普段の娘だったら
「チーズ抜けばいいよ」
って言いながら自分でチーズ抜いてただろうし、
普段の私だったら
「わーい、俺のお弁当、カイワレ4つー」
って喜んでただろうしっ・・て、あ、これは変わらないか。
ま、とにかく泣くほどの事態にはならなかったはずなんです。

でも、娘のその姿を見た家内が大慌てでカイワレハム巻き巻きを作り直した後、
「お弁当、そんなに楽しみにしてるんだね・・・」
って、頑張って続きを作ってました。

毎日お弁当を作ってくれる家内に感謝。
美味しい美味しいと楽しそうに食べてくれる娘にも感謝。
お互いの感謝があるから、余計に美味しく感じられます。

いろんな素材を揃えてくれるスーパーにも。
素材を運んでくれる運送会社の方にも。
カイワレを育ててくれる農家の方にも。
素材となってくれる豚さんにも。
その他直接目には見えない大勢の方たちに、感謝を込めて。
いただきます。

↓今日のお弁当
白米苦手な娘のために毎日ふりかけご飯を作るので、私のお弁当もふりかけご飯。
でも、家内のお弁当はふりかけご飯だったりそうでなかったりするのはなんで?
って聞いたら
「ふりかけご飯の量を毎日適当に作ってるので余ったり足らなかったりする」
適量って難しいよね・・・。

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