女心って。

こはる庵では施術前に履いてこられた靴を見る時もあります。
どんな靴を履いているか？
靴の裏はどこがどのくらい減っているか？
これは普段の歩き方のチェックにもなります。
患者様から
「ハイヒールは良くないの？」
とよく聞かれます。
今まで、私は
「ハイヒールなんて！」
というスタンスでお話をしてきました。
あんなすべり台みたいにつま先に重心のかかるもの。
外反母趾にもなりやすいし。
疲れやすいし。
明らかに自然の摂理に反してるでしょ。
でも、ハイヒールは女性の憧れなんですね。
小1の娘でさえ「カンカンがいい～」とかかとの高いサンダルをほしがります。
（※歩くときにカンカンと音がするのでヒールのあるサンダルを「カンカン」と言うらしいですがこの辺りだけ？）
「大人っぽくてかっこいい～」
らしいです。
あまりハイヒールを履かない家内も
「そうはいってもドレスコードに引っかかることもあるし、どこにでもスニーカーって訳にもいかない」
「たまにはおしゃれをしたい」
なんて言うし。
なるほど～。
おしゃれのためには女性は頑張れる。
でも、そのために足を傷めたのでは・・・と思っていたら、ウォーキングの講師をされている患者様が
「ヒールが高くなるほど歩幅を小さく時間を短めに」
とお話してくれて、目からうろこ。
ハイヒールはすべてダメ！じゃなくて、大切なのは使い方なんですね。
家を出てから帰るまで履き続けだと足にはかなりの負担がかかります。
でも、必要なときだけ履き替えればかなり負担が減らせます。
荷物は増えちゃうけど、どうせ頑張るならこっちの方がいいんじゃないかなと思う私。
まだまだ女心が分かってないかなぁ？

今日の女心

「この服にはこの靴が似合うの」
「それ、お母さんの」
とんでもコーディネートが得意な娘。
女心って何かね？