操体法講習会 in 宇部 終了しました

└セミナーの報告

宇部での操体法の講習会を終えてきました。
昨年参加された方と初めての方が半々くらいでしたが、操体法にとても興味を持っていただき、とても楽しく素敵な時間を過ごさせていただきました。

自分の身体の素敵なところに気付き、そこを伸ばしたり、自信を持ったりできるようになる。
そうすることで、人生がもっと楽しくなる。
今回は、こんな感じのテーマでお話をさせていただきました。

操体法を体験していただくために、目と目が合ったTさんに前に出ていただいて、早速、実演開始。

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まずは検査で動きや体の歪みを確認して、皆さんにも確認していただき、足首を調整。
足首だけで骨盤、肩、腕の上げ下げなどの違いを感じて、膝裏のコリが無くなっているのを体感していただきました。
とっても素直なTさん。
最初は
「痛い痛い痛い痛い・・」
と顔をしかめてブツブツ言ってたのに、調整後は
「あれ?」
「うんうん・・痛くない」
と余裕の表情。
打ち合わせでもしてきたかのような完璧なリアクション、ありがとうございます!(笑)

実は先月辺りに車止めに引っかかって転倒してからずっと首が痛い、肩が痛い、腰が痛い・・・
痛いところだらけの身体なんです、なんておっしゃってたTさんですが、ちゃんと変化が出ます。
身体は治りたがってるんです。
痛いことや激しい動きをしなくても、ちゃんとほどけるようになってるんですよ。
これからは
「あれ?私の身体ってすごい?」
とか、
「こけて痛かった頃は顔も腫れてうまく噛めなかったけど、気付いたらご飯がおいしく食べれるようになってる」
「そう言えば歩けるようになってる」
なんて、自分の身体のいいところ、できているところにフォーカスしていけるようになったら、もっともっと楽しくなってくると思います。

ということを見ていただいた後で、皆で膝倒し操法などをしていただきました。

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膝だけでなくふくらはぎから太もも、腰、背中、肩、首など意識を広く持つことで、全身のつながりを感じることができます。

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ものすごく熱心に聞いてくださる方ばかりで、私もつい熱が入ります。

ご自身の症状や病院での診断名などについても質問をいただきました。
「変形性膝関節症なんですけど治りますか?」
診断名がつくと不安ですよね。
「変形性膝関節症」
漢字で書くと何やら恐ろしげな診断名です。
そりゃ不安にもなりますよね。

「膝、伸びませんか?」
「伸びます」
「じゃあ、曲がりませんか?」
「曲がります」
「正座できる?」
「できます」
「痛いですか?」
「いや・・あんまり」
「んーと、困ってる?」
「そう言われれば困ってません」
・・・困ってないそうです。(^^*

まあ、実際は全く困ってないわけではなくて、今は大丈夫だけど、この先悪くなったらどうしよう・・って心配なんですよね。
お気持ちは分かります。
でも、心配しはじめたらキリがないんです。
悪くなるかもと不安になるより、今、できていることにフォーカスして、身体を褒めてあげましょう。
乗り換えの効かない、あなただけの大切な身体ですからね。

診断名が付いたら、そこは気を付けましょうねというサインだと思ってればいいんです。
膝だけではなく、膝を支える足首、歩き方など意識するだけで違いますよ。
24時間ずっと気をつける必要もないです。
起きた時、車から降りるとき、信号待ちの時など、ふとした瞬間にそう言えば…と心がけるだけで意識できるようになります。
一日3回くらいでいいんですよ。

そんなお話をさせていただき、本当にあっという間の2時間でした。

ご参加いただいた皆様、主催していただいたGOPPOええぞなクラブ様、大変ありがとうございました。
大変ありがたいことに、また来年もぜひとのお声をいただきました。
より充実した内容がお届けできるように勉強していかなくては。
織姫と彦星のように思いを募らせて、来年の再会を楽しみにしています。

 

↓今日の1年ぶりの再会

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今回の講習後、昨年の講習会の感想をいただきました。
とても心のこもった内容だったので、メールじゃなくて原本を渡したかったと大事に保管してくださってました。
確かに、めっちゃ温かい気持ちがいっぱいこもった感想文です。
これでご飯、丼3杯はイケそうです♪

一年間も大切に保管してくださったスタッフの方、大変ありがとうございました。

そして
一年越しになっちゃいましたが、心のこもった素敵な感想を書いてくださった去年の参加者のみなさんありがとうございました。

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