こはる庵では和装(着物+袴)で整体をしています。
ベストボディ大会に出ていた時には、暇さえあれば筋トレしてたので一時期和装をやめていたんですが、最近は着物を着ていることの方が多いです。
「快適なの?」
って聞かれると、ぶっちゃけめっちゃ暑いですし、冬はめっっちゃ寒いですwww
でも、それも含めて楽しんでます。
和装を始めた時は
「なんで?」
って聞かれることが多かったし(気持ちは分かる)
患者様のお見送りで外に出たら通りすがりのドライバーの方に二度見されてたし(前見てー!)
「コスプレなの?」
って聞かれたし(違います)
「あそこの院長変わってる」
って噂されたし(今の私なら『変わってる』は褒め言葉ですけどね)
袴の裾を踏んじゃうので裾がちょっと破れたって話を「袴が裂けてお尻が見えちゃった」まで誇大されて吹聴されたし(おひれって怖い)
いろいろな声がありました。
褒めてくれる方も多かったんですが、9の褒め言葉より1の否定の方が影響力強くて、純粋な褒め言葉も実は貶されてるんじゃないのか?と受け止めてしまうんです。
着慣れてないから着こなしがおかしかったこともあったかもしれないし、動きがぎこちなくなるし、それこそ裾踏んでこけそうになることもあったり、見てる側も違和感で何か一言言わずにおれなかったんでしょうね。
もちろん、自分が他人と違うことをしてるって自覚はあるんです。
ただ「他人と違うこと」=「悪いこと」でもないし、他人に迷惑かけてるわけでもないので、堂々としてました。
だって、服着てるだけですからね。
幸いにも
「似合わない」
って声は聞こえませんでした。
まぁ、似合うとか似合わないとか主観ですからね。
似合わないって言われてもどうしようもないですし。
でも、今は誰も否定的なことを言いません。
ずっと堂々としてたし、だいぶ着慣れたので、周囲も違和感が減ったのかも?
そしたら今度は
「本当は自分も着物で仕事がしたかった」
なんて声が聞こえてくるんですよ。
着たいなら着ればいいんですけどね。
現実的にはいくら職場が私服でも、なかなかそうはいかないですよね。
事務仕事と着物、めっちゃ相性悪そう。
袖は邪魔だし、帯も邪魔だし、立ったり座ったりしづらいし。
営業も難しそう。
業界や販売する商品にもよりますが、取引先に行って、着物姿を面白がってくれる人なら商談もうまくまとまりそうですが、そうでなかったらまとまる話もまとまらない。
現場の仕事も向いてなさそう。
そもそも危険。着物というより半被が合うのか?!ある意味和装!
飲食では中華やイタリアン、フレンチなどはイメージが違いすぎるし、和食ならいけるかも??ジャンルがめっちゃ固定されすぎ。
そして私の履いてる袴は馬乗袴といって、股下がズボンのようになってるタイプなので、トイレに行く時は一旦脱がないといけないんです。
いや、ホント、機能性悪いな!
それでもやはり、着物姿は憧れなんだと思います。
成人式や結婚式などのかしこまった場での着物は華やかで美しいものですが、私は普段着としての着物もカッコいいと思ってます。
サザエさん家の波平さんやフネさんみたいに、普段着として当たり前のように着物を着てみたい。
そんな憧れがあるんじゃないかなって思うんですよ。
私の場合は仕事着ですが、着てみたいならまずは普段着から始めてみてもいいんじゃないかな。家の中で着てれば誰にも何も言われないしー。
私の着物や袴は洗濯機OKなのでお手入れも超簡単。
そんなところから気軽に、やりたければやってみる。
毎日がちょっと楽しくなるかもしれませんよ。
↓今日の着てみる?
家内にも着物着てみるかどうか聞いてみたら
「多分似合いすぎるからヤダ」
と断られました。
あぁ・・・(察し)