先日、最後の患者様の施術を終えてお見送りした後、院内に入ってふと気が付きました。
誰かケータイ忘れてる・・・。
タイミング的にはさっき帰られたNさんのモノと思われるけど、確証は無し。
なんとなく「忘れた」っていうより「落とした」に近い感じがするなぁ。
ってことは、ケータイ無いって気付くのに時間かかるかも。
ってか、どこで失くしたか分かんなくて探してるかも。
ん~。
どうしよっかなー。
とりあえず、忘れた方から何かアクションあるかも。
一晩待ってみよっと。
翌朝まで待ってみたけど何も起こらず。
ケータイが鳴れば本人からかもしれないので出てみようと思ったけれど、鳴りませんでした。
鳴ったら鳴ったで動揺しまくってたでしょうけどね。
出てもいいのか?!
人様のケータイだからあんまり触るのもよくないだろうし。
で、家内に相談してみました。
2人であれこれ考えてみたけど・・・
「家に電話してみれば?」
自宅の電話番号、書いてないんよ。
「届けに行く?」
昼間はお仕事をされてるから、行くなら夜・・。
イキナリ自宅に来られたら嫌かも?
「宅急便?」
99%Nさんのだろうけど、違ってた場合大迷惑じゃない?
「手紙?」
時間かかりすぎじゃない?
「ん~・・・電報?!」
おお、電報か~!!
「レンラク コウ シチコクヤマ」みたいな?←となりのトトロの観すぎです。
これ、いいんじゃね?
確実に届くし。
名案キタコレ!
って訳で、家内が電報打ってました。
ところで電報って当然届け先の情報をいう訳ですよね。
「ご住所は?」
「広島市・・・」
「お名前は?」
「木村Nさん(仮名)で、漢字はキムタクの木村に~」
「木曜日の木、ヴィレッジの村ですね」
「おお~、わかりやすい」
「お電話番号は?」
「ケータイでもいいですか?」
「大丈夫ですよ」
「じゃあ〇〇〇-〇〇〇〇-・・」
「文面をどうぞ」
「『携帯電話を忘れてないですか?』でお願いします」
ケータイ忘れてるって内容なのに連絡先がケータイでいいのかと内心ウケちゃう家内。
当日お届けでお願いして、ほっと一息。
その後、早速Nさんから電話がありました。
明らかに電報が届く前に。(笑)
その日のうちに取りに来ていただいて、忘れ物ケータイ騒ぎは無事終了しました。
Nさんが面白がって電報持ってきてくれたので写真撮っちゃいました。
Nさん、ご協力ありがとうございます。
↓今日の電報といえば
家内の弟が中学生の頃、親に頼まれて初めて電報を打った時のこと。
「電報お願いします」
「デラックス押し花電報になさいますか?」
「弔電です」
あ・・・。(^^;