大人になっても成長できるんです

キンモクセイのいい香りで秋の訪れを感じるこの頃ですが、先週末は暑かったですね！！
土曜からお休みをいただいて、娘の運動会を応援し、帰宅してすぐ東京に出発。勉強会に参加してきました。
今回もたくさんのすばらしい先生方に出会うことができ、いろいろと学ばせて頂きました。
本当にありがとうございます。

娘の運動会では、本人が張り切っていただけあって、それはそれは頑張る娘の姿を見ることができました。
毎日の練習ではなかなか勝てなかった綱引きも本番で初めて引き分けに持ち込む健闘ぶり。
創作ダンスでは嵐のＧＵＴＳ！を踊って決めポーズ。
走る姿もなんとなく様になってきて、
「ああ、がんばってるなあ」
と、写真を撮りながら子供の成長っぷりにちょっぴりウルウルしたのは内緒です。
あ、走るフォームはきれいになってきてましたが、徒競走はダントツのビリでした。（笑）
子供の成長の速度はビックリするほど早いですよね。でも、大人だってゆっくりかも知れないけど成長するんです。
今でこそ、患者様に
「優しく丁寧にって言われても、なかなか先生のようにはできないですよ」
「怒ったことないでしょう」
なんて言われたりしますが、私も最初からこうだったわけではありません。すぐに感情的になってた時期がありました。今でも時々キツイ言い方をしてしまうこともあります。
いろんな失敗をして、少しづつ心がけるようになってきたんです。
「やってもうた～」な経験も当然してます。
娘が保育園の頃、女の子にしては言葉が少し遅めだったので、言いたいことがうまく伝わらず、ヒスを出すこともしばしばでした。
一時期、ちょっとしたことで座り込み、靴を脱いでぽいっと投げて大抵抗していました。
ある日の夜、お月見で近くの土手まで出かけた時に抱っこかおんぶかでヒスを出してぎゃんぎゃん泣いて座り込み、靴をぽいっと投げたのを見て私もブチギレ。
「いらへんのやったら捨てるでなー」
ぽいっ！！
私の予想：きれいな放物線を描いて土手の下の短い草むらへ落ちる。
現実：一直線に土手の上部の深い藪の中。
家内にめっちゃ怒られ、夜中に懐中電灯持って１４センチの靴を探し回る羽目に。
幸いすぐ見つかりましたが、結局こうなるのね…。

さらに別の日。
アンパンマンが大好きな娘のために家内がせっせと集めていた指人形を、娘が散らかしっぱなしで何度言っても片付けないので叱りました。
「片付けへんのやったら捨てるでなー」
「いいよ～」
あまりにも気軽にいいよ～とかいうので、またキレてゴミ箱（生ごみ入り）にぽいっ
家内が大悲鳴。
「私のかわいいアンパンマンが！！」
え・・。あれ、娘のじゃなくて家内のだったの？
収集癖のある家内はレアな指人形求めてあっちのスーパー、こっちのスーパーと探し求めてちょっとずつ揃えていたそうです。
家内がしくしくと泣くので娘の見ていないところでこっそり拾い上げて洗剤で洗いました。
結局こうなるのね…（2回目）
挙句の果てに
「お片付けせんかったらどうなった？」
と娘に聞いたら
「お父さんが捨てた～」
合ってるけど、納得できない返事。悪気ゼロ。反省もゼロ。
子供を叱る時には冷静でなくてはいけないんですね。
カッとなって感情で怒鳴ったり、モノに当たっても子供には私がなぜ怒っているのか、自分の何が悪かったのか全く伝わりません。
そんな単純なことを、子供に気付かせてもらいました。
今ではモノに当たることはありませんし、めったなことでは怒鳴りませんよ。
こんな私でも変われたんです。
あなただって変われるはずです。
それに気付いてほしくて、あえて恥ずかしい経験も書いてみました。
あぅあぅあぅ・・・。（お布団の中でじたばた）