今日来られたTさんはご夫婦で通われています。
最初は奥さんのTさんが通っていただいていたのですが、ご主人の腰が悪くて歩くのがツライということでご紹介いただきました。
Tさん、ご主人が家でことあるごとに
「痛い・・痛い・・・」
と言うのがストレスだったそうです。
分かります。
痛いって言われても何もしてあげられないですしね。
だからって「うるさいから黙っとれ」とも言えないですしね。
ご主人の気持ちも分かります。
我慢してても痛いものは痛いし、誰かに何とかしてもらおうとは思ってないけど声に出ちゃうんですよね。
我慢強いご主人のことだから、相当我慢してるけど漏れちゃう心の叫びだと思います。
何度か通っていただいて、最初はじっと座って説明を聞くのがしんどい状態で、5分も歩けなかったのが、やんわり筋トレができるようになりました。
調子がよかったらこれもやってみてくださいと、タバタ式インターバルトレーニングもお伝えしました。(参照記事⇒「タバタ式インターバルトレーニング」)
Tさんからも
「『痛い』って言うのが減ったと思うんですよ」
とありがたいお言葉をいただきました。
ここでTさんにアドバイス。
ご主人に言葉をかけるなら
「痛いのが減ったね」
よりも
「動きがスムーズになったね」
「バランスが良くなったね」
の方がいいですよ。
痛いのが減る、よりも動きがきれいになるの方がより肯定的じゃないですか。
痛いところ、悪いところよりもできてるところ、良くなったところにフォーカスしてほしいんです。
これってご主人のためだけじゃないんですよ。
Tさんの言葉を一番よく聞いてるのはTさん自身です。
口と耳ってめっちゃ近いですからね。
そりゃよく聞こえるってもんですよ。
なぜ肯定的な言葉がいいかと言うと、先日参加したセミナーで教えていただいたんですが、「脳は否定文をイメージできない」そうです。
例えば
「ピンクの象を想像しないでください」
って書かれてたら・・ほら、今、頭の中にピンクの象がどーんって表れちゃったでしょ?
「寝たきりになりたくない」
不思議と寝たきりな自分のイメージが出てきちゃうでしょ。
病院のベッドでいろんなチューブにつながれて・・なんてリアルに。具体的に。(笑)
どうせなら
「年を重ねても元気に活動したい」
って言っちゃいましょうよ。
畑仕事をしたり、お散歩をしたり、旅行をしたり、登山をしたり・・はつらつと動き回ってる姿が浮かんでくるでしょ?
したくない、なりたくないことよりも、したい、なりたいことを言葉にしていきませんか。
言葉一つで心が変わります。
心が変わると身体が変わってくることってありますよ。
心と身体はつながってるんですから。
↓今日の心と身体と脳内と?
懐かしの脳内メーカーやってみました。
私、木村信治。
「愛」に包まれてるけれど、その中心は「悩み」に包まれた「欲」。(笑)
家内、木村栄子。
毎日楽しいことばかり探してるってのがよーくわかります。後半は秘密なんですね。
あ、うん、まさにそんな整骨院です。