こだわりのトイレ

こはる庵を開業するにあたって、物件探しをしていた頃の話です。
あの頃は何から手を付けていいかわからず、すべてが手さぐり。
空き物件を探して不動産屋さんを回ったり、気になる物件の看板を見て問い合わせたり、手当たり次第でした。
Ｔシャツにジーンズというラフな格好で
「開業したいんです～」
という見るからにお金のなさそ～な私（笑）でしたが、どの不動産屋さんも大変親切にしてくださってあちこちの物件を紹介してくれました。
その中で私が最もこだわったところ。
いや、最もじゃないけど、まぁこだわったところ。
洋式トイレ。
以前働いていた整骨院では膝の悪い患者様が多かったんです。
つまり和式トイレだと負担がかかるんですね。
最近はどこも洋式水洗になって、私が育った和式ボットンなんて見かけなくなりました。
けれど物件を探していたら意外にも和式トイレだらけ。
店舗物件なんて洋式が当たり前でしょって思ってたけど、大ハズレ。
立地と家賃とその他条件を当てはめるとピカピカの新築物件というわけにはいかなかったので、その物件が建てられた頃には当たり前だった和式トイレがそのまま残ってるんですね。
こはる庵の物件、気に入ったけれどもトイレが和式なのだけが難点でした。
ならば変えてしまえ～。
そんなわけでこはる庵のトイレはこだわりの洋式トイレです。
若干狭いコンパクトな個室になってますが、音姫（流水音発生器）もありますので、遠慮なく使ってくださいね。