島根珍道中 前編

├木村家の日常

さて、私が奥出雲で100Km走ったり歩いたり立ち止まったりしている間ですが、家内と娘はお義父さんの案内で島根観光してました。
お義父さん、島根は何度も訪れているので良く知ってるそうです。スゴーイ。

これが案外珍道中だったようで、着いていきたかったような行かなくて良かったような?

まず最初に訪れた須佐神社。

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朝一番(6時ごろ?)で人っ子一人おらず、車の中で爆睡する娘を置いていけないので家内が一人で観光に降りたものの、しーんとした雰囲気に気圧されて早々に退散。
とりあえずトイレだけ借りたそうです。
マーキングか。

で、日御碕灯台に向かうものの、朝早すぎるので出雲大社に寄り道。

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出雲市一番のメインをまさかの寄り道扱いとか。
大国主命もさぞかしびっくりされたことでしょう。
出雲大社の出てくるアニメを観たばかりの娘は大喜びだったそうです。
家内によるオタク教育が順調すぎてもう・・・。

雨が降り始めたのでお義父さんに渡した傘は湯布院に行った時に冗談で買った日本刀仕様だし。

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↑こんなの。外国人観光客か。

日御碕神社では奥の方に鬱蒼とした森の中に続く鳥居を見つけて、なんだこれはと行こうとしたら蜘蛛の巣が顔にかかったので止めたとか。

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「神様が危ないよって止めてくれたんだ」
と言い張ってるけど、薄暗さにビビっただけでしょ。

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「日本の夜を守る」との勅命を受けたと言う日御碕神社の日沈の宮は意外にも派手。
工事中の左半分を写さないように気を付けたら写真がなんか傾いたそうです。
素直に写真が下手って言ってもいいのに。

日御碕灯台では狭い階段を170段近く登り、あまりの高さと強風に震えながら写真を撮ろうとしたら
「手が震えるからお母さんに触っちゃだめよ~」
と言われた娘が
「も~、おかーさんたら~」
と裏拳でツッコミをいれて慌てたり。
いやいや、ケータイ、海に落としちゃうから!
危険すぎるよ、そのツッコミ・・・。

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当然上がってきた170段近くを降りなくちゃいけないわけで、狭い、危ない、怖い、遠いと、おかしなテンションになってゲラゲラ爆笑しながら降りてきたそうです。

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地上に着いたころには膝がガクガク笑っちゃってるし。

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 真っ白な石造りのきれいな灯台です。

ようやく膝が落ち着いた頃着いた島根ワイナリーで
「今頃どこ走ってるかな~」
とか言いながらワインを試飲しまくり、いい気分になる家内。
娘とお義父さんはもちろんぶどうジュース。
それでいいのか。

その後、iphoneナビで一畑薬師に着いたので、境内に入ってみるとスピーカーから大きな読経が聞こえてきました。

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それはそれは大きな本堂で、迫力満点。
目のお薬師さんということで、絵馬も「め」って書かれたものがありました。

そこで問題発生。
お義父さんが
「一畑薬師、ここじゃないなぁ?」
ええ~!?
HP検索しても地図検索してもたどり着くのはここだよ~?
お義父さんの言うには
・大型の観光バスで入ってきて大きな駐車場があった。
・土産物屋が並んでいた
・駐車場から灯籠が並ぶ道を少し歩いた
今着いたのは
・狭い道から来た
・小さめの駐車場
・歩いてすぐ
・お守りやおみくじなどは売ってるけどお土産物屋さんは見当たらない
「どこかと勘違いしてるんじゃないの~?」
「いやいや、わしはバスで来たんっちゃ。ここじゃない~や」(←山口弁)
「ほいでもナビはここじゃ言うとるんじゃけぇ他にありゃぁせんが」(←広島弁)
二人でおかしいなぁと言い続けていても仕方ないので仕切り直し。
一旦宍道湖まで戻って、看板を目印に再トライ。
広い道を通って広い駐車場に着いて・・・
「おー、ここ、ここ。見てみい、土産物屋があるじゃろうが」
得意気なお義父さんですが・・・
「あれっ?あの観光バスに乗って行く人たち、さっき見んかった?」
「おお、なんかあの服、見たのう」
嫌な予感を抱えながら「けちえんの道」と書かれた細い道を歩いて山門に向かいます。

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「わしが言いよったのはこの道よ~」
「・・・なんか聞いたことある読経が聞こえてくるんですけど」
「あれっ?!」
そこで看板を発見。

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以前お義父さんが来たのは赤い道。
今回、最初に来たのは青い道。
山門から本堂へはかなりの段数があるので足の悪いお義父さんはそこまで上がらなかったんですね。
つまり、一畑薬師、同じところでした。
コレが判明するまで30分迷い続けたとか。
・・・お疲れ様でした。

コレが午前中の話。
午後は午後でまたいろいろあったようです。

まさかの後編へ続く?!

コメント

  1. […] ると賑やかな旅の様子がよくわかります。(⇒「島根珍道中 前編」) […]

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