しばらく更新していなかったので報告が遅くなりましたが、富士山より帰ってまいりました。
患者様をはじめ、友人、知人、沢山の方々にメールや電話、Facebookなどで応援をいただき、大変ありがとうございました。
おかげさまで無事、登頂できました。
こんな感じで。
登山にはいろいろな危険がありますが、特に富士山のような高い山の場合「高所障害(高山病など)」が起きる可能性があります。
私も頭痛、吐き気などの症状が出ました。
正直、登頂時の感想は
「よし登った!富士山はもうええわ!!」
でした。
ヘタレですみません。
いや、もう、ホント頭が膨張しているような気はするし、寒いのか暑いのかわからないし、体調最悪でしたし。
↓頂上で。実は内心ヘロヘロな私。
私の奥に座っていらっしゃるのが福間さんです。
もちろん、福間さんも無事登頂されました。
今回、この福間さんのサポートをしたい!という想いで行った私ですが、頭痛と吐き気でいっぱいいっぱい。
荷物を持ってあげたいという気持ちはあるけれど、実際にお手伝いで持てたのはスポーツドリンクの500mlボトル1本だけ。
ええ、ヘタレですとも。
無理してそれ以上手を出すと、今度は自分がお荷物になってしまいそうなのでやめておきました。
ヘタレどころか勇気ある決断できる私、偉い。
誰か褒めて。
私が持てるかどうか悩んでいた荷物を、同行した中学2年生男子が持っていました。
登りの8合目あたりから下山するまで。
(クリックで拡大します)
将来の夢は山岳救助隊というつかっちゃん。
男前すぎです。
一番キツかったのは下りの7合目から6合目。
気分の悪さは無くなったのですが、なんとまぁ果てしなく遠かった。。。
朝8時過ぎに5合目を出発して夜7時半過ぎに下山。
12時間弱の山歩きでした。
なによりみんな怪我なく、笑顔で下山できたことが良かったと思います。
夜景も見れたし。
事前に
「痛みが出て登れるかどうか心配」
と来院された福間さんや参加者の方が無事登頂できたことが嬉しいです。
もうええわ!と思った富士山でしたが、翌日、帰りのバスの中で
「3年後にまた」
という意見が出て
「そのときはぜひ木村先生にもご同行お願いします」
と言うありがたい声もいただき、不思議と3年後にまた富士山に行くことになりそうです。
今回は途中からの飛び入り参加でお伝えしきれなかったことがたくさんあるので、しっかりと身体の使い方やケアなどをお伝えしてサポートしていきたいと思います。
と同時に次回はペットボトル2本は持てるよう、自分自身もトレーニングしていきますよ。