小さい頃から着道楽の娘。
かわいい服さえ着せておけば満足なんです。
一緒にお買い物に行こうものなら、勝手に服を選んできて
「コレ買って♪」
と、おねだりが始まっちゃいます。
保育園や低学年の頃はそんな服どこで着るの!?って感じのドレスやフリフリワンピだったので、言うまでもなく速攻で却下されてたんですが、最近は買ってもらえないことが分かってきたのか、普通に着れそうなものを選んでくるようになりました。
「ねぇ、この服、クールじゃない?」
「コレ、私に似合うと思うなぁ~」
「ためしに着るだけ着てもいい?」
もうね、あの手この手ですよ。
女の子って・・・。
先日、家内と娘がショッピングに行った時のこと。
「おかーさん、この服買って」
「ダメ」
「だってかわいいよ~」
「デザインが微妙」
「この服に一目惚れしちゃったんだよぅ~」
「他のにしなさい」
なんていつものやり取りをしてたんですが、娘の欲しがった服ってのがクリスマス柄のワンピース。
かわいいけど、着る時期が微妙に難しくない?ってんで却下されてたそうです。
「でも、500円だよ~」
子供服とは言え、ワンピースが500円ってことにも驚きですが、つまり、それほど売れないから安くなってたともいえる訳で・・。
「えー。だって500円もするんよ~?!」
なんてやり取りしてる二人の耳に飛び込んでくる店内のアナウンス。
「ただ今より子供服30%オフ~」
「30パーセントだって~」
内心、ちっ・・このタイミングで・・とか思っちゃう家内。
「30%安くなるとその服いくらよ」
「えっ・・・」
「正解したら買ってあげるよ」
そこから突如始まる算数教室無制限一本勝負。
女子力より計算力を磨きたい家内の荒技が炸裂してます。
「まず30%は100個に分けた30個分ね。500を100個に分けたら?」
「50!」(←自信たっぷり)
「え?なんて?」
「・・5・・・かも」(←ちょっと自信なさげ)
「はい、じゃあ5が30個でいくら?」
「35!」(←自信たっぷり)
「ん?」
「・・・じゃなくて15」(←ちょっと自信なさげ)
「5円玉が30個あったら~」
「150円?」(←もはや疑問形)
「500円の服が150円安くなったらいくらになる?」
そこで大きな数の暗算に慣れてない娘・・筆算を始めました。
家内のお腹で。
「500から何引くんだっけ?」
そこからか。
「あ~、150だった・・あ、3って書いちゃった」
わざわざ消して書きなおすって・・(笑)
なんか、この人↓を思い出しました。
それだけリアルにイメージを描けてるってことですよね。
算数以外のところに意外な才能を感じます。
あ、その服は無事買ってもらえたそうで、昨夜帰ったらわざわざ着替えて見せてくれました。
↓今日の女子力
タイムセールの時、大人の間に潜り込んで自分の好みの服を取って来てはとりあえずかごに入れる娘。。
女子力というよりおばちゃん力が身についてきたんじゃないのか??