肩もぎたいほど痛い・・・

■初めての方へ

先日、患者様からこんなメールをいただきました。
「後輩が右肩がかなり痛いらしいです。
いろんな大会で全国に行くほどのアスリートです。
右肩もぎたいし、骨も取りたいくらい痛いって言ってたので、こはる庵を紹介しました。
一か月後に他県である大会までに治したいって言ってたから、それは私にはわからないし、状態によってきっとちがうよねって、話しました。
でもこの前の感想を話したら、聴けば聴くほど早く行きたいって言ってたけど」

大切な後輩が困っているときに、こはる庵を思い出していただいてありがとうございます。

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私の返信が以下の通り。
「うんうん.。大事な大会が近いんですね。
わかります。
焦るよね。

だけどね。
みてみないとわかんないけど、肩だけの問題じゃないし、重心や足の母指球からの連動も関係してるかもしれない。関節だけじゃなく筋肉、筋膜と皮膚の捻じれや癒着も考えられます。

そこまで痛くなるのにはかなりの時間がかかってるっていうか、だましだましやってきたと思う。
少なくとも痛みが出てから半年、違和感とかおかしいとか思ってからは1年以上は我慢してきたんじゃないかな?
それを1カ月で治したいってのはちょっときつい言い方かもしれないけど、自然の摂理に反してるんだよ。

治るには治る過程があります。
その後輩の方の身体はもちろん治りたがってます。
だけど何かしら不自然な動きや無駄な力が入りすぎてる、そんな使い方になってるんです。

まずは力を抜ける状態、自然な動きができようにしてあげること。
それによってその子の素晴らしい治る力をフルで発揮できる状態にしてあげる必要があります。
そうすることであとはその子の身体の中にある自然の力にお任せする。

医者や薬や科学が治すわけじゃない。
どんなに科学が進歩したところでそこにぴったりな細胞一つ作れないからね。
素晴らしい治る力があるのは自分自身なんですよ。

ただ、今は頑張りすぎちゃって本当の自分の自然に合った身体の使い方などがわからなくなっちゃってるだけね。
だから痛みと戦わないで欲しい。
「痛み」は、あなたがこれ以上大病や症状がひどくならないように休んで欲しいとか使い方がちがうとかっていう、身体からの愛のメッセージです。

今まで頑張ってきた結果として、今、その肩の症状が出ているから取りたいとかじゃなく、
「今まで支えてくれたんやね、頑張ってきてくれてありがとう」
って言って欲しいな。
痛みや症状と戦わないで身体を褒めてあげて欲しいです。

まっ
治療を受けて貰えば、本人の身体の凄さには気づいてもらえると思うけどね。

【あなたの身体は素晴らしい】

これを知ってもらいたい。
よろしくお願いします。」

実際にはもう少し絵文字やら顔文字やらでやわらかく書いてますが、読みやすくしました。
最近、メールやお電話でのお問い合わせをたくさんいただくのですが、常にこのような内容をお伝えしています。
こはる庵の大切にしている基本理念です。
髪型はブレるけどココだけはブレないよ!

使用前
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使用後
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↓今日のお気持ち痛いほどよくわかります
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クローゼットの角に小指をぶつけた時・・・目ぇ飛び出るほど痛いし、確かに「もう小指いらんかな」って思うよね。。。

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