姿勢が気になる

最初はぎっくり腰一歩手前の激しい腰痛で通院されたＫさん。
症状が改善した後も定期的にメンテナンスに通われています。
今回も特に痛みはないのですが、姿勢が気になるとのことでした。
診てみると、特に右肩が下がり、骨盤が右回旋、右ひざが少し曲がっている状態。
姿勢が気になるのもうなずけます。
鏡を見ながら一つづつ、Ｋさんと一緒に確認していきます。
さすがに定期的に来られているだけあって自己分析ができるので、地味～～～に膝を伸ばそうと頑張っているんですね。プルプルしてます。←ちょっとかわいい。( ´艸｀)
「そこ、頑張るところではないですよ。身体検査の時におなか引っ込めるのと一緒ですよ～」
とツッコんでおきました。
その場でゆっくりしゃがんだり立ったりしてもらうと、
「そうそう、そういえばふくらはぎが痛いときがあるわ～」
と思い出しました。
（いろいろな動作をしていただくと痛みや症状を思い出すことがあります。
こういうことは皆さんよくあることなので遠慮せず、思い出した時点で言ってくださいね。）
足首の動きを見てみるとつま先を上げる動きが制限されていたので、土台となる足首の操法をしました。
確認のためもう一度しゃがんだり立ったりしてもらうと、痛みがなくなりました。
それだけで骨盤の回旋が整って肩の高さもほぼ揃い、何よりも右膝がしっかり伸びました。
もちろんプルプルしていません。←かわいかったのでちょっと残念！(*⌒∇⌒*)
膝がまっすぐ伸びたことにより、背筋が伸びて姿勢がよくなりました。
Kさんも
「膝とか触ってないのにまっすぐなるなんて不思議」
と首をかしげていました。
ねっ！
確かにそうなんです。
体はいろいろつながって連動しているんですね。
そして体の基礎となる土台が大事なんですよね。
今日のプルプル