薬について

飲んだ方がいい?飲まないとダメ?

薬についてよく質問をされます。
「薬は飲んだ方がいいですか?」
「飲まないとだめですか」
「飲みたくないんですけど」
私にそう聞いてくる時点で、本当はどうしたいか決まってますよね。
うん、飲みたくないんですよね。
では、無理して飲まなくてもいいですよ。
「飲まない方がいいよね」
「飲んだら副作用が心配」
などと思いながら飲むなら、いっそ飲まない方が心が落ち着きます。
「でも、飲まないと辛いから」
うんうん、それなら飲んでみたらどうですか。
「つらくて眠れない」
「痛みが強すぎてしんどい」
薬を飲んで楽になるなら、飲んでもいいんですよ。
「え?!結局、どっちやねん!」って言われそうですが、私の答えは「どちらも正解」です。
あなたの身体や心が、答えを知っているんです。
その感覚に従って、選択していけばいいと思います。
どちらにしても、「あなたがどうしたいのか」が一番なんですよ。

薬と上手に付き合うためには

薬=悪ではありません。
眠れないほどの痛みなら、鎮痛剤で痛みを抑えてしっかり寝る方がいいでしょう。
ただし、痛みやあなたの身体に現れる症状は、あなたの身体に無理がかかっていますよという身体からのメッセージなんです。
薬で痛みを抑える=動ける=治るではありません。
例えば足を骨折した場合だって、鎮痛剤で一時的に痛みが消えたからと言って、松葉杖なしですたすたと歩き回る人はいませんよね。
そんなことしてたらいつまでも治らないって思いますよね。
頭痛も膝痛も腰痛も、同じなんです。
鎮痛剤やブロック注射で痛みが一時的に消えたからと言って無理をするのでは、いつまでも身体に負担がかかり続けてしまいます。
「薬を飲まないと動けない」
「仕事があるから薬を飲んで頑張らなくちゃ」
という方、薬を飲むことよりも、今の生活を見直してみることも必要な時期なのかもしれません。
症状の出ている身体は「不調」ではないのです。
このままの生活を続けていると、あなたの身体は重大な故障が起きますよというサインを、一生懸命あなたに送っている、むしろ正しい状態なんですよ。
関連ページ⇒「痛みは敵ではありません」
目の前の症状だけにとらわれて、薬でごまかして無理をするより、生活(食事・呼吸の仕方・身体の使い方・心の在り方・生活環境など)をしっかりと見直してみましょう。
関連ページ⇒「息食動想環について」
あなたの健康はあなた自身でデザインできます。
回復できる身体を作っていくために、薬を上手に利用していただきたいと思っています。

ブログ更新履歴

RSS Feed Widget

当院のご案内


 整骨院こはる庵 
広島市西区三篠町3-24-14
受付時間

午前: 9:00~12:30
午後:14:30~19:00
水・土は午後休診
休診日
日・祝日

より大きな地図で 整骨院こはる庵 を表示

↑ PAGE TOP