私がこの仕事に就いた理由 その2

├開院した理由

前回の「私がこの仕事に就いた理由 その1」の続きです。

リラクゼーションで働いているうちに違和感を感じ、専門的な勉強をするべく、学校に行くことを決めてからのお話です。

整体は民間資格なので習うところっていってもピンからキリまであるんです。
どうせ学ぶなら筋肉とか骨の勉強をしっかりしたいし、国家資格を取りたいと思い、柔道整復師の資格の取れる専門学校を探しました。
幸い、自宅から通える位置に柔道整復学科と鍼灸学科のある専門学校があることがわかり、同じ国家資格である鍼灸とどっちにするか一瞬迷ったんですが、私、先端恐怖症なので尖ったものが全くダメ。
お造りのサヨリの頭がこっち向いててもドキドキするレベルなので、鍼灸なんて無理無理無理無理!!

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そして専門学校の柔道整復学科へ入学。
ここへ入るのは
「治したい」
「自分を信頼してくれる方に良くなってもらえることをしたい」
「もっと身体のことについて知りたい」
「ついでに国家資格も取りたい」
などなど、目的がチョー明確になっていたので勉強は苦になりませんでした。
解剖学も生理学も病理学も運動力学も・・・。
目的が曖昧でなんとなく進んでいた学校だったら教科書開くだけで眠たくなるような科目も、楽しみながら学ぶことができました。

何よりも、それまで勉強は一人でやるもんだと思っていましたが、友達や仲間とやるもんだという事を学べました。
専門学校なので中学や高校と違って、同級生の年齢層が幅広い!
でも、みんな目的が同じなので仲良くなれるんですよね。
その中でも、先に鍼灸の資格を取って柔道整復師を目指している友人が、通学の途中(家が近いので一緒にバイクで通学していた)や、休み時間などに問題を出し合ってくれたり、分かるまで丁寧に教えてくれたおかげで、奇跡的に常に上位の成績を維持できました。
目に見える成果が出る喜びでやる気がますます向上してる私。

さらに、持ち前の「どこでつまづいているのかがわかる」という特性から、教え方が上手いので一緒に勉強をさせてほしいという方が居てくれたのでその方たちに伝えるために学び方の質も変わってきました。
勉強ってインプットだけでなくアウトプットが大切。
詰め込むだけの知識は頭からこぼれ落ちていくけど、誰かに伝えていくことで自分の頭に何度も刷り込まれるんですね。
他の方に説明するために、自分自身がきちんと理解しておく必要もあるので、いい加減な勉強はできませんし。

また、本と言えば漫画しか読むことのない私が医学書を読めるようになり、本を読む楽しさを知りました。
現在はめっちゃ本好きで、常に何冊か本を持ち歩いています。
あっ、漫画も大好きです。

授業は午後からだったので、早目に行って勉強して、授業を受けて、平日の夜は接骨院でバイト、土日は今までのリラクゼーションのお店でバイト。
多忙な中でもヘルパー2級を取得したり、柔道初段の試験があったり、子供が生まれたり。
ここで出会った「引き上げてくれる人」「押し上げてくれる人」のおかげで三年間めっちゃ充実した毎日を過ごし、無事に国家資格を取ることができました。
あぁ、取れてよかった・・・。
国家資格取れなかったら離婚されるところでした。

一方、専門学校では肝心の身体の不調を治す手技や施術は何一つ学ぶことが出来ませんでした。
そのころから治すことや良くすることをできない自分に焦るようになってきていました。

それだけに卒業して、念願の接骨院への就職については
「ようやく治せるようになれる」
と意気込んでいました。

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そして その3就職編へと続きます。


↓今日の恐怖症
スプーンなどの金属が歯に当たる音がとっても苦手な私。
家内を怒らせると怖い目に遭います。

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コメント

  1. […] 私がこの仕事に就いた理由 その2へ続きます。 […]

  2. […] 長引いてますが、「私がこの仕事に就いた理由 その2」の続きです。 今日はその3 就職編。 […]

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