金婚式

├木村家の日常

週末、兵庫の実家に帰省してきました。
仕事を終えてからの帰省なのでやや遅めの出発。
途中、小谷のSAで夕食を摂っていると上の姉から電話がありました。
「あんた、今日お父さんたちのお祝いで帰って来るんけ?」
は?お祝い?何それ?
聞けば両親、9月末でなんと結婚50周年を迎えたそうで・・金婚式?だったとか。
慌ててSAの花屋に寄ったけどすでに閉店しちゃってるし。
兵庫に着いてからではお店も開いてないし。
困ったな~と言ってると、姉が代わりに花を買っておいてくれるとのこと。
ありがたい~。
途中で姉の家に寄って帰省することになりました。
姉の家…数年前に一度行ったきりで道がアヤシイ。
電話で聞いても
「マックスバリューの横の道をすとーんと行ってくるーっと回ってきゅっと行った1軒目」
とか訳の分からん説明をするし。
目印聞いても
「フルフルってケーキ屋さんがあったけどつぶれた」
とか
「アンダルシアみたいな名前の散髪屋さんがあるけど夜は看板の電気がついてなくて暗い」
とか、使えない情報ばっか。
姉ちゃん・・・。ガクリ
家内がiphoneのナビ使って道を探すと
「フルフルじゃなくてフルールじゃない?」
「アンダルシアじゃなくてアレキサンドリアじゃない?」
さては私を迷子にさせる気やな。
その手は食わず、住所からなんとかたどり着きました。
すごく立派な花束を用意していただき、私が翌日両親を連れてランチに行きたいと言っていたのでお店も調べていただいてました。
「そこ、予約取りにくいけど花屋さんのマロンさんから紹介でって言うとすぐとれるから」
と渡された地図を見ると「花屋ロマン」の文字が…。姉ちゃん、マロンじゃ予約取れないよ…。ガクリ
多少天然な姉ですが、おかげで、両親に花束を渡すことができました。
母「まあ~、こんなに立派な花束を…らぶ1金婚式って知ってたんか?」
私「うん、知ってた!知ってたよ~」
家内「あ、これ、お姉ちゃんたちにお土産。上のお姉ちゃんのはもう渡してあるから下のお姉ちゃんの分だけね」
母「・・・お姉ちゃんに聞いたんやね」
不思議とバレました。べぇ~
さらに
母「花束、わざわざ広島から持って帰ってくれたんか?」
家内「いや、広島のお店閉まっててね~」
母「わざわざこっちのお店に寄ってきたんけ?」
家内「こっちのお店もこの時間じゃ閉まってるんよね~」
母「・・・誰が用意したかわかった」
これも不思議とバレました。やっちゃったー
50年。半世紀ですよ。
過去にはいろいろとあったかもしれませんが、今、仲良く穏やかに暮らしている両親を尊敬しています。

_2014_10_o0400028713089272773
ダウン今日のお土産

幻のフルーツ「ポポー
香りが強く、バナナのような触感で味はパイナップル?マンゴー?ちょっぴり酸味のある甘くてねっとりした「森のカスタードクリーム」とも呼ばれる不思議なフルーツです。
戦時中、バナナが高くて買えなかった頃にはあちこちの庭にあったけど、安いバナナが出回っていつの間にか減ってきたので幻となった・・・と、これをくれた叔母が言ってました。

コメント

  1. manbow より:

    SECRET: 0
    PASS:
    昔、祖父の家の裏庭にポポの木がたくさんありました。
    小さい頃には食べてましたが、最近は見ることもなくなりましたね。
    懐かしい~

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >manbowさん
    コメントありがとうございます。
    私は初めて見ました~。
    知る人ぞ知る果物ですね。
    クセがあるので好き嫌いがハッキリ別れる果物かと。
    家内は気に入ったみたいです。(^-^)

タイトルとURLをコピーしました