産後の腱鞘炎

├院内の様子

最近、産後のお子様連れの方の来院が増えて、家内がメロメロになって赤ちゃんのお世話をしています。
赤ちゃんって、見てるだけで癒されますよね。
ほんっとに愛想の良い赤ちゃんばかりで、私にもにこにこと笑ってくれるので、以前は赤ちゃん苦手・・というか、どう扱っていいかわからなかった私も、最近はめちゃくちゃ癒されています。
お母さんの了解を得て私が抱っこさせていただくことも。
まぁ~、かわいいことかわいいこと。
ま、すぐに泣かれちゃったりして慌てて返すんですけどね。

先日来院されたお母さんとお子様@3か月。
何度か通っていただく間にもはっきりと分かるほどすくすくと成長されてます。
会うたびによく笑うようになってかわいくなってるし、重くなってるし。

「産後の骨盤矯正」や「身体の歪み」など気になるところをいろいろと仰っていただきましたが、よくよく聞けば腕の腱鞘炎もあるとのこと。
産後って腱鞘炎もでやすいんです。
ホルモンバランスもありますが、やはり今までしなかった不自然な動作が急に増えたり、必要以上に力が入ったりするのが大きな原因の一つです。

私も娘の時に思いましたけど、首の座らない赤ちゃんを抱っこするって気、遣いますよね。
力もめっちゃ入りますよね~。
首が座ったら座ったで重さが増してるし、蹴る力も強くなってるし、少々暴れても落とさないようにしなくちゃってまた力入るし。
も~、ホント、タイヘン。
分かる分かる!!

で、お母さんの話を聞くところ、ミルクをあげるときの姿勢にかなり無理がかかっていました。
↓私が再現するとこんな感じ。即席なのでジュースですが・・・。

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写真ではずいぶん小柄な赤ちゃん(笑)なので、片手で持っても負担はありませんが、これが生身の赤ちゃん@7Kgだと話は違います。
左手の親指を動かす腱が頑張りすぎちゃう抱き方(持ち方?)です。
哺乳瓶を持つ方の手も捻りが効いてて、なかなか頑張って無理してますよね。
ミルクを飲み終わるまでには腕も肩もパンパンになってしまうような気がします。

↓一般的に楽な姿勢はこんな感じ。

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優しそうな笑顔でしょ・・・って切れとるがな!
首の座らない赤ちゃんも、腕でしっかり支えてあげると安定します。
支える側の腕にタオルを敷いてあげると首の後ろの汗を吸い取ってくれるし。
哺乳瓶も上からではなく、下から持つと肩が下がって楽になります。

もちろん、これは一般的な抱き方なので、赤ちゃんの大きさや床に座るか椅子に座るかなどいろんな要素で変わってきます。
一日の内で何度もする動作なので、自分で工夫していちばん楽な姿勢でリラックスして授乳できるといいですね。
↓今日の思い出しながら

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一応経験者なので、ミルクもオムツ交換もどんとこいです。家内が。

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