ランナーに多い足の痛み

├木村家の日常

先日のマラソンは寒さと足の痛みで最後の5Kmでものっすごく苦労したんです。
今日はその痛みについての真面目な話。

痛みのあるのは足の甲の舟状骨部。
ここは中足骨と並んでランナーなどが疲労骨折しやすいところです。
ココとココ。

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痛みが出た時は進めなくなるのが一番怖いので、まず骨折の可能性を考えます。
試しに親指側から軸圧をかけてみたり、両横から足裏がアーチを作るように握ってみても痛みが増すことはありませんでした。
これなら骨折はしてなさそうです。
ただ・・走っていても甲の部分に靴が当たるだけでめっちゃ痛い!
まさに舟状骨部。
ピンポイントでココ。
ココが痛い!

ゆっくり歩くと痛みが減ります。
私はやや歩幅が広めの走り方だったので衝撃がもろに足にかかってきてました。
そこで少し歩幅を狭くして踵から着くような走り方に切り替えると幾分か痛みも和らぎ、歩く→早歩き→小走り→歩くを繰り返してなんとかゴールすることができました。

その時の私と身体との対話の様子はこんな感じ。
もう、身体の言い分とこちらの言い分とのせめぎ合い。
身体「だから走れないんだってば!」
私「でも止まってたら帰れないんだってば」
身体「そんなん言っても走れまーせーんー」
私「よし、わかった。じゃあ、ちょっと歩こうよ」
身体「だな。帰れんしな」
私「お、いいじゃん。ちょっと進めるじゃん。やればできるじゃん♪」
ちょっと早歩きになってみる。
身体「だろ?俺、やるっしょ?」
私「いいね~。キミ、伸びるよ~♪」
さらにちょっと小走りになってみる。
身体「ちょっと待ってちょっと待ってオニーサン!!さっき走らん言うてたけれどもちゃっかり小走りしてますやん!」
私「スパイダーフラッシュローリングサンダー!」
ごまかすにも限界がありそうです。
この時点で身体との対話って言うか混沌っていうかコントっていうか・・・対話できてませんやん。
あ、これ、身体との対話の悪い例ですから。

この歩幅の狭い走り方は慣れてない上に、すでに出ていた痛みを庇いながらなので股関節や前脛骨筋などにものすごく負担がかかって、身体中が疲労困憊。痛くなかったところまで余分に傷めてしまった感じです。

こういう時こそ、いろいろ試せます。
疲労があったりすると、「気持ち良さ」がハッキリします。
自分の身体で実験♪実験♪
・・・嬉しくてやりすぎちゃったので何が効いたのかわかりませんが、翌日は少し筋肉痛が出た程度で、フツーに歩いて通勤できるほどには回復してました。
しかも帰りには走って帰れました。
甲が痛いけど。
正座できないけど。
炎症のあるところや傷ついてるところは治る環境を整えて、あとは身体自身が治してくれるのを待つ必要がありますからね。

足首の固い私の場合はうまく踵から着地して走ろうとすると歩幅をかなり小さめにしなければいけないので、今までのランニングフォームを見直す必要があるようです。
フルマラソン4回目にして、今、ココ。
記録を目指しているわけでも、誰かと競っているわけでも無いので、ゆっくりと身体の声を聴きがなら自分に合うやり方を試行錯誤していったらいいんじゃないかなと思ってます。

ちなみに来月末に試走会で50Km、4月に「第1回奥出雲ウルトラおろち100Km遠足」、6月に「第1回周防大島スーパーマラニック(100Kmの部)」を走る予定です。
いよいよ目標の100Kmが近づいてきました。
ドキドキです。

 
↓今日の応援隊

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奥出雲はおそらく携帯も圏外になる場所が多い山の中。
朝5時スタートで制限が16時間。
何をして待っててもらおうかな・・・。

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