体を動かすときには重心が移動します。
その重心に気を付けてみてください。
気を付けの姿勢から体を横に傾ける（側屈）時、下におろした手はどのくらいまで下がりますか？
膝の下まで下がると反対側の腰がつっぱってそれ以上下がらないと思います。
これは右足に重心がかかっているからです。
下げる手と反対に腰を引いてみてください。
左足に重心がかかるので、さっきより下がるはずです。
木村君の絵が下手すぎてわかりづらいかもしれませんが・・・。
目の前にあるものを拾う動作の時。
右手で拾おうとして右足を踏み出すと曲がりにくいんです。
ちょっと動作がオーバーになるけれど右手を出すと同時に右足を引く。
歩くときと同じように右手が前なら右足は後ろへ。
重心が揺れないので楽に拾えるでしょう？
重心に気を付けることで体への負荷が変わってきます。
一つ一つは大した負荷でなくても日常の小さな負荷がたまり続けてぎっくり腰などの大きな症状を引き起こすことがあります。
普段の使い方が大事っていうのはこういうことの積み重ねなんですよ。
今日の重心移動
お買い物が重いので地味～～～に腕を下げていく二人。
重心が移動するので下になる方が重い。
一見仲良く見えて水面下でバトル。
