距骨という骨

■施術について

日常生活のドタバタばかりではなく、たまには整骨院らしい記事も書いてみます。キラーンキリッ。
膝や腰が痛いとおっしゃる患者様を診ていると、立った姿勢の時に膝がきちんと伸びていない方が多いです。
ほとんどの方は指摘されるまでわかっていません。
つまり自覚がないんですね。
膝がまっすぐに伸びないと足首にある「距骨(きょこつ)」という骨が前にずれやすくなります。
ダウン距骨はココの骨。
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横から見るとココ。
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距骨は足首の土台にもなる重要な骨でです。
ずれるといっても1ミリも動くわけではないので見た目には分かりませんが、この距骨が前にずれるとふくらはぎの筋肉が引っ張られます。
普段の筋肉を青い矢印で表しています。
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ふくらはぎの筋肉は少し余裕があり、緩んでいます。
距骨が前に出ているときの筋肉を青い矢印で表しています。
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多少オーバーに書いてますが(しかも線がゆがんでて分かりづらいですが)、このように距骨が前に出ることにより足根骨(足首より下の骨)全体が前に出てしまい、足の後ろ側の筋肉(ふくらはぎの筋肉)が引っ張られます。足先が挙がりにくくなり、つま先がだらんとした状態になるので何もないところでつまづきやすくなります。
それを防ぐためには日頃から膝を伸ばすことが大切です。
急な屈伸運動などより、普段の歩き方。
かかとから踏み出すことによって自然に膝が伸びます。
腰も起き、姿勢がよくなります。
気付いた時だけでもいいのでしっかりとかかとから踏み出すようにしてみてください。
今回は前へのズレに限って書きましたが、距骨のズレは前だけではなく上下左右、いろんなズレ方がありますので靴の減りが一定でない方(外ばかり減る、内ばかり減る、左右で減り方が違うなど)自分の歩き方が気になる方、一度プロの方に診ていただくといいかもしれません。
ダウン今日の天国と地獄
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木村君体「痛い!痛い!!そっち曲がらんっちゅーの!」
木村君頭「はぁ~~~~~ドキドキ
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年も越したし、そろそろくっつきたい体と、気にはなるけどまだまだ遊んでいたい頭。
一体いつ元の姿に戻ることができるのか。。。

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